A|歯が動いている期間は痛みを伴うことがあります｡
また装着後慣れないうちはどうしても違和感を感じるので慣れるまでは装置を舌で触る癖がある方もいます｡

A|すべての矯正装置には､それぞれに向き不向きがあります｡
患者様の歯並びの状態によってはﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置単独での治療が難しいｹｰｽもあるのは事実です｡
骨格の左右非対称が大きい場合など､骨格に不調和が認められる場合は適応外となります｡
そのような場合は､他の装置と併用することでほとんどの症例に適応できます｡

こういったﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置と他の装置の併用した治療には､特有の治療経験と知識が必要となります｡

A|取り外しができる分､装着時間を守って頂くことでより効率的な矯正治療を行なうことができます｡
装着時間が足りないと(1日20時間が目安)歯の動きが悪くなり､ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝされた治療計画にも狂いが生じます｡
計画通りの良い治療効果を生むためには､強い意志を持って､食事や歯磨き時以外はなるべく装着するように心掛けることがとても大切です｡

ﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置を使った矯正歯科治療には､無駄な動きがほとんどありません｡
目標となる移動位置まで､最短距離を通って歯を動かすことが可能です｡
ですから､ﾄｰﾀﾙの治療期間は従来の装置とほとんど変わらないか､むしろ症例によっては早くなる場合もあるのです｡

また､歯の移動ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝは､全世界100万人以上の臨床ﾃﾞｰﾀに基づき作成されます｡
常に最新の情報をもとにﾃﾞｰﾀは更新されつづけています｡患者様の負担が少なく､効率的に矯正治療ができるか?を考え続けているのがｲﾝﾋﾞｻﾞﾗｲﾝです｡

<ﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置の平均的な治療期間>
患者様の歯並びの状態によりますが､1~3年とされています｡

矯正装置の比較>>

A|初診ｶｳﾝｾﾘﾝｸﾞ ¥3,240
精密検査･診断料  ¥54,000
保定料        ¥54,000
基本料        ¥918,000
調整料        ¥4,320〜¥5,400
経過観察料     ¥3,240

通常のﾜｲﾔｰ式矯正歯科治療に比べ費用がかかります｡

A|ﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置は基本的に痛みを感じることはありませんが､新しいｱﾗｲﾅｰをつけた最初の数日はｷﾞｭｯと､しめつけられるような痛みを感じることがあります｡
これはﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置で歯が少しずつ動き､効果が出ている証拠ですのでご安心ください｡数分〜数時間で違和感はなくなります｡
また､ｱﾗｲﾅｰを変えていくと最初の段階はその新しいｱﾗｲﾅｰに沿って歯が動こうとするため､締め付けられる痛みを感じます｡

A|基本的には外して頂きたいです｡
色が濃い飲み物(ｺｰﾋｰやﾜｲﾝ)などは歯の着色にもなります｡
また炭酸飲料などの糖質を含む飲み物は虫歯の原因にもつながりますので､飲み終えた後はうがいをしましょう｡
ｵｽｽﾒは水です｡

A|ｶﾞﾑやｷｬﾗﾒﾙのような粘着物はｲﾝﾋﾞｻﾞﾗｲﾝにくっついてしまいます｡
お食事の時や何か食べる時は､必ずﾏｳｽﾋﾟｰｽを外して下さい｡

A|ﾏｳｽﾋﾟｰｽ装着中はなるべく煙草を吸わないようにして下さい｡
ﾏｳｽﾋﾟｰｽが煙草のﾔﾆで変色する傾向があります｡
歯の着色汚れにもつながります｡

A|歯の動きをよくするために｢ｱﾀｯﾁﾒﾝﾄ｣といわれる歯と同じ白色の樹脂(厚さ1mm程度)を歯面につける場合や､ﾘﾝｶﾞﾙﾎﾞﾀﾝといわれる小さなﾎﾟｯﾁをﾏｳｽﾋﾟｰｽの側面につけて､上下のﾏｳｽﾋﾟｰｽをｺﾞﾑで引っ張ることがあります｡
また､隙間を必要とする場合､IPR(ｽﾗｲｼﾝｸﾞ･ﾃﾞｨｽｷﾝｸﾞ)といって歯の隣接部のｴﾅﾒﾙ質を削って歯と歯の間にすき間をつくる処置を行なう場合があります｡

A|人によってはﾏｳｽﾋﾟｰｽ型矯正装置を装着した最初は､舌足らずな発音になり滑舌が悪くなることがあります｡
しかし､慣れてくると発音や軽度の言語障害はすぐに回復します｡

A|ﾏｳｽﾋﾟｰｽを無くしたり壊したりしてしまった場合でも､再度型取りをせずにｱﾗｲﾅｰを製作することが可能です｡
ｱﾗｲﾝ社のｺﾝﾋﾟｭｰﾀに患者さまのﾃﾞｼﾞﾀﾙ処理された歯型が残っているため､いつでも簡単に再製作できます｡
無くしたり､壊れたりした場合はすぐに連絡して下さいね｡