マウスピース型矯正装置には特定の歯の動き(歯牙の挺出(歯が歯槽骨から出てくること)、歯根の移動)に対して動きが不十分な場合があります。
そのためマウスピース型矯正装置単独で治療を始めても最終的にはワイヤーによる調整が必要になる場合があります。
マウスピース型矯正装置を補助する目的で使用する従来型のワイヤーやブラケット、顎間ゴムなどを「補助矯正装置」といいます。マウスピース矯正治療の前に行う場合や、途中またはマウスピース矯正終了後に行う場合があります。
補助矯正期間は症状によって様々ですが3ヵ月から1年かかる場合もあります。
しかしマウスピース型矯正装置と併用することによりトータルの治療期間(補助矯正+マウスピース治療期間)を減少できるメリットがあります。補助矯正を取り入れることにより、難しいケースにおいてもより理想的な治療を行うことができます。
例)12歳の患者様に対するアライナー矯正治療の問題点とその解決策
従来のインビザラインでは永久歯が未萌出や萌出途中の時期にはご使用いただけませんでした。
インビザライン・ティーンでは可能になりました。